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【パソコンの修理】火災保険で補償される?重要なのは補償範囲!

火災保険パソコン

火災保険でパソコンの修理はできます。しかし、火災保険でパソコンの修理をするには満たしていなければならない条件があります。

本記事にて、パソコン修理を火災保険でするための条件と注意点をまとめています。

また、火災保険申請の際には、サポート業者を利用することで手元に保険金がより多く残る可能性があります。

この記事に書かれていること
  • パソコンの修理が火災保険で補償された事例
  • パソコン被害で火災保険が使える条件
  • パソコン被害の火災保険申請に関する注意点

※簡単な条件あり

パソコン修理は火災保険で補償される!

自宅のパソコンに自然災害などの被害にあった際に、火災保険に加入していることによって、パソコンの修理費用や交換代は補償されます。テレワークやオンライン通話などが主流な時代なので、パソコンの補償が火災保険でされるのは非常に嬉しいですよね。

ただし基本的には、

  • デスクトップパソコン:補償される
  • ノートパソコン:補償されない

となります。判断の境目は、持ち運びが容易に出来るか否かであり、持ち運びが容易ではない場合はパソコンの修理費用や交換代火災保険が適用されると認識しておきましょう。

パソコン修理が火災保険で補償される条件

パソコンが壊れたらいつでも火災保険で補償されるわけではありません。パソコンの修理などで火災保険の補償を受けるには、満たしていなければならない条件があります。具体的には

  • 火災保険の補償範囲内の災害による被害
  • 火災保険の補償対象に『家財』が含まれている
  • 被害発生から3年以内の被害

これら3つを満たしていた場合に限って、パソコンが壊れた場合に火災保険の補償を受けることが可能です。

パソコンの修理が火災保険で補償される条件①|火災保険の補償範囲の被害

火災保険の補償範囲は以下のようになっています。

  • 火災や爆発
  • 自然災害
  • 破損汚損
  • 物体の落下や衝突、飛来

これら以外にも、様々な被害が火災保険では補償されます。特にパソコンに発生しやすい被害として

  • 落雷の過電流による故障
  • 上の階からの水漏れ被害による故障
  • 子供が壊したなど、不測かつ突発的な被害

などがありますが、これらはそれぞれ火災保険の

  • 落雷補償
  • 水濡れ補償
  • 破損汚損補償

で補償されます。

このように、ご自身が加入している火災保険の補償範囲内の災害による被害であれば、火災保険でパソコンの修理費用や交換代の補償を受けることができます。

パソコンの修理が火災保険で補償される条件②|火災保険の補償対象に『家財』が含まれている

火災保険の補償範囲は

  • 建物のみ
  • 家財のみ
  • 建物と家財の両方

となっています。パソコンは火災保険では『家財』として扱われるため、火災保険の補償対象に『家財』が含まれている場合、火災保険でパソコンの修理費用や交換代の補償を受けることが可能になります。

補償対象が『建物』のみの場合は、火災保険でパソコンの修理費用や交換代の補償を受けることはできないため、注意しましょう。

火災保険の『建物』と『家財』とは?

火災保険の補償範囲は、上記にも記載しましたが、

  • 建物
  • 家財

この2つがあります。これら2つのそれぞれの違いは

  • 建物:建物に取り付いていて、簡単に動かすことができないもの
  • 家財:建物に取り付いていなくて、簡単に動かすことができるもの

これらの違いは『引っ越しの際に持っていけるものは家財、持っていけないものは建物』と言うイメージになります。

デスクトップパソコンやノートパソコンは建物についてなく、簡単に動かせて引っ越しの際に持って行くことができるため、火災保険での取り扱いは『家財』となります。

パソコンの修理が火災保険で補償される条件③|被害発生から3年以内の被害

火災保険の申請期限は、保険法によって3年以内でなければならないと定められています。よってパソコンに被害が発生してから3年以内であれば火災保険の申請が可能になります。

パソコンの修理が火災保険で補償された事例

実際に火災保険でパソコンの修理費用や交換代が補償された事例を紹介します。

  • 落雷による被害
  • 水濡れによる水濡れ被害
  • 破損汚損による被害

これら3つの火災保険申請事例を紹介します。

パソコンの修理が火災保険で補償された事例①|落雷による被害

自宅のパソコンに

  • 自宅に落雷によるパソコンなどの家電故障
  • 近くに雷が落ちた際の過電流によるパソコンなどの家電故障

など、パソコンは家電製品のため、落雷被害には遭いやすいです。これら落雷被害は火災保険の落雷補償にてパソコンの修理費用や交換代の補償を受けることが可能です。

また、パソコンなどの家電が落雷によって故障した際には、その他の家電製品も故障している恐れがありますが、その他の家電故障も落雷補償にて補償される可能性があります。

パソコンの修理が火災保険で補償された事例②|水漏れによる水濡れ被害

  • 上の階からの水漏れによるパソコンなどの家電故障
  • 天井からの水漏れによるパソコンなどの家電故障

など、『水』による被害も火災保険の補償を受けることが可能です。水濡れ被害の場合は、火災保険の『水濡れ補償』にてパソコンの修理費用や交換代の補償を受けることができます。

パソコンの修理が火災保険で補償された事例③|破損汚損による被害

パソコン被害の中で一番多いのは

  • 子供が遊んでいてパソコンを壊してしまった
  • パソコンを運んでいる最中に落として壊してしまった

など、予測が難しくいきなり発生する事故による被害が多いです。これらは火災保険の『破損汚損補償』にてパソコンの修理費用や交換代の補償を受けることができます。

火災保険の『破損・汚損補償』とは?

火災保険の破損・汚損補償とは、『日常生活におけるうっかり発生してしまった被害を補償するもの』となっています。実際に破損汚損被害に関する火災保険の保険金支払いは非常に多いです。パソコンの場合ですと

  • 引っ越しの準備をしていた際に、パソコンを落としてしまって壊れた
  • 掃除をしていたら、パソコンを倒してしまって壊れてしまった

など、事前に予測をすることが困難で、対策の立てようがない被害を補償する保険です。

しかし、火災保険の破損汚損補償を受けるには

  • 補償対象への被害
  • 火災保険の破損汚損補償に加入している

これら2つをどちらとも満たしていなければいけません。火災保険申請の際には注意しましょう。

パソコンの修理で火災保険を使う際の注意点

パソコン修理で火災保険を使う際には以下の2つに注意が必要です。

  • パソコンのデータは補償されない
  • ノートパソコンの場合は補償されないこともある

以下に詳細を記載します。

パソコンの修理で火災保険を使う際の注意点①|パソコンのデータは補償されない

パソコン本体は火災保険にて修理費や交換代の補償を受けることは可能ですが、パソコンの中身のデータは火災保険の補償を受けることができません。

パソコンのデータは、定期的にバックアップなどをとって対策を立てるようにしましょう。

パソコン被害が火災保険を使う際の注意点②|パソコンに種類によっては火災保険で補償を受けられない場合もある

保険会社によってはノートパソコンの場合は火災保険の補償を受けられない場合もあります。

  • 損保ジャパン
  • 東京海上日動

などはノートパソコンへの被害の場合は、火災保険の補償範囲外とされています。もしも契約先の保険会社がノートパソコンは補償してくれるのか不明な場合は、火災保険会社に確認してみましょう。

スマートフォン(スマホ)やタブレットは火災保険で補償される?

スマートフォンやタブレットは火災保険では補償されません。スマートフォンやタブレットは、今ではパソコンよりも使う機会が多いかもしれません。そんなスマートフォンやタブレットが、火災保険で補償されたら嬉しいですよね。

しかし、スマートフォンやタブレットは『外でも使うもの』と考えられるため、これらは火災保険では補償されないので注意しましょう。これはノートパソコンが補償されないケースが多いのと同様です。

まとめ:パソコンへの被害は火災保険で補償される!

この記事のまとめ
  • パソコン修理は火災保険の条件を満たしていた場合に限り、修理費用や交換代の補償を受けることができる
  • パソコンのデータは火災保険では補償されない
  • ノートパソコンの場合は保険会社によっては補償されないケースがある

パソコンの修理は火災保険で補償されます。しかし、満たしていなければならない条件があるため、火災保険申請の際には注意しましょう。