火災保険の申請方法!損をしない請求の流れを大公開

火災保険申請方法・流れ

火災保険の申請をしたいけど、流れややり方が分からない、という方も多いでしょう。今回は、正しい火災保険申請の流れ(もらい方)、お得に申請する方法を徹底的にご紹介します。

この記事に書かれていること
  • 火災保険申請の流れ
  • 保険金の使い方について
  • 一番賢くお得に申請する方法

内容を簡単確認

火災保険申請とは

まず、火災保険申請の基本的な特徴として、以下の5つが重要な点になります。

  1. 申請は、火災以外の「台風・雪・雷etc」様々な自然災害の被害が可能
  2. 申請は、自然災害以外に「盗難・突発的事故etc」も補償によっては可能
  3. 火災保険申請は何回行っても保険料は上がらない
  4. 火災保険申請の請求期限は被害後3年以内
  5. 火災保険申請で得た給付金の使い道は自由

まとめると、火災保険申請をすることで損をすることはない!ということですが、詳細を説明していきます。

火災保険申請は、様々な自然災害の被害で行える

火災保険申請特徴1_様々な自然災害で使える

火災保険申請が行える災害は、

  • 火事
  • 台風
  • 暴風
  • 洪水
  • ひょう
  • ゲリラ豪雨

など多岐に渡り、元々補償項目に含まれている災害と、補償項目に追加する必要のある災害に分かれますが、大半のお客様は補償に加入されているのが実情です。
意外にも、気づいていない箇所が知らぬ間に災害を受けていて火災保険申請適応可能というケースも多いため、一度無料調査をすることをおすすめします。

火災保険申請は「盗難・突発的事故(落書き、クロス・床の傷etc)」も対象

よく驚かれるのは、

  • 子供によるクロスの落書き
  • 物を落として傷ついか床
  • 机移動時に破ってしまったクロス
  • 子供が壊してしまったテレビ

など、『自然災害』ではない突発的な被害でも火災保険申請が可能という点です。大半が、屋外の被害にはなりますが、気になる箇所がある場合は室内も無料調査するのが良いと言えます。

火災保険申請は何回行っても保険料は上がらない

火災保険申請特徴2_保険料は上がらない

火災保険申請は、自動車保険のように「予想も予防」も難しい自然が原因の被害を補償するための保険です。そのため、等級制度がなく、何回火災保険申請をしたとしても、保険料が上がることは無いので、こまめに調査し、申請することが重要です。

火災保険申請の請求期限は被害後3年以内

火災保険申請特徴3_請求期限は3年

最も、知らずに損を決定づける特徴が、火災保険申請には時効(請求期限)があるということです。具体的には、被害にあってから『3年以内』の申請ではないと、たとえ被害があったとしても補償対象外となってしまいます。「後で、まとめて申請をしよう」と思っている間に、被害箇所が悪化したり、そもそも申請期限である3年を過ぎてしまっていたというケースも多々あります。被害にあったらすぐに調査し、申請することをおすすめします。

火災保険申請で得た給付金の使い道は自由

火災保険申請特徴4_使い道は自由

よくある質問が、「おりた給付金で修理・修繕をしないといけませんか?使い道は決まっていますか?」という質問です。答えは『No』です。火災保険申請で得たお金の使い道は自由です!

自由なので、旅行に行っても、貯金をしても、関係ない箇所をリフォームしても…何でも問題ありません。
とはいえ、被害があると保険会社に認められたことで保険金が降りているので生活に支障がある箇所の場合は、修繕を検討するのも良いと思います。

火災保険の申請方法・流れ

STEP.1
まずは被害状況の確認をする

安全が確保できている際に、被害状況の確認から行いましょう。

※被害の自覚症状がない場合はSTEP2へ(実際リペマにお問い合わせ頂いた9割以上は被害の自覚症状がないお客様です)

STEP.2
火災保険申請サポート業者に連絡をする
火災保険申請サポート業者に連絡をしましょう。

火災保険申請サポート業者は非常の多いため、どの業者がご自身に合うか判断は非常に難しいです。

そのような場合はリペマの一括比較にて、火災保険申請サポート業者の比較をすることをお勧めします。

STEP.3
火災保険申請サポート業者による現地調査と資料作成
火災保険申請サポート業者による被害状況の調査を行います。ここで申請できる箇所をしっかりと調査します。

現地調査をすることによって被害箇所と被害原因を特定し、給付金受け取りの際の証拠として使うことができます。

また、調査終了後に見積書の作成など申請に必要な書類の一部を作成致します。

STEP.4
保険会社に連絡
資料作成や調査が終了したら、いよいよ保険会社に被害の報告をするために連絡をします。

保険会社の連絡内容は

  • 火災保険を契約している契約者の名前
  • 被害にあった日時や場所
  • 被害状況や原因

などが聞かれます。

STEP.5
保険会社による現地調査
保険会社から派遣される鑑定人により被害状況の確認と調査を行います。正しい申請が行われているかを判断するために鑑定人が派遣されます。

しかし、保険会社から鑑定人が派遣されるかされないかは場合によって変わるということを覚えておきましょう。

STEP.6
保険会社の調査終了後、給付金の支払い
保険会社の調査が終了後、給付金が支払われます。
STEP.7
火災保険申請サポート業者に手数料の支払い
火災保険会社に成功報酬として手数料の支払いを行います。

申請サポート業者に依頼

損害を確認したら、一番最初に火災保険申請サポート業者に連絡しましょう。その後の流れなども一緒に説明してくれるため、安心して火災保険の依頼をできるでしょう。

全ての手順を覚えるのは難しいと思うため、一番最初に火災保険申請サポート業者に連絡することだけでも覚えておきましょう。給付金の受け取りまでスムーズに進めることができます。

また、経験豊富で信頼のできる業者を選ぶことはもちろんですが、「自分にあった(自分の被害状況にあった)サポート業者」を選びましょう。
例えば、屋根が壊れた時は、屋根に特化したサポート業者に依頼しましょう。サポート業者の得意の被害箇所だと、保険金や認定率が高くなることもあるのです。

サポート業者による現地調査

サポート業者が現地調査を行います。
屋根の被害状況や、外壁の凹みや傷など、専門のサポート業者でないと見つけられない被害も多くあります。
自分では気づかない被害を漏れなく見つけてくれる業者を探しましょう。

>>火災保険の現地調査に関する詳細はこちら

火災保険会社に連絡

現在契約している火災保険会社に連絡をします。火災保険会社の連絡先は契約書などに記載されています。

保険会社に連絡する内容としては

  • 契約者氏名
  • 被害にあった日時や被害箇所
  • 被害の状況や原因

を連絡しましょう。「いつ、どこで、どこが、何の理由」で被害を受けたのを説明できれば、数分で初回連絡は終了します。
サポート業者では、この内容を教えてくれるため、言われた内容をそのまま電話で伝えれば問題ありません!

この連絡で、火災保険申請に必要な書類を送付してもらえます。

必要書類の準備(見積書・写真・報告書)

必要書類については、基本情報はご自身で書く必要がありますが、専門的な箇所はサポート業者が準備してくれます。

具体的には、

  1. 被害箇所を修繕するとした場合の見積書
  2. 被害箇所の写真
  3. 火災保険申請用の報告書

必要書類(被害状況報告書や、写真、修繕見積書など)の準備ができたら、損害保険会社に提出します。

>>火災保険申請に必要書類の詳細はこちら

>>火災保険申請に必要な写真についてはこちら

火災保険会社(鑑定士)による現地調査(※場合による)

場合によっては、保険会社が損害鑑定人を派遣させ、提出された被害状況報告書や見積書の金額に問題がないか、現地調査で確認しにきます。

損害保険鑑定人がくる可能性が高いケース
  1. 申請金額が100万円以上など高額の場合
  2. 提出した書類に不備があったり、信憑性にかける場合
  3. サポート業者がブラックリストに入ってる場合

もちろん、上記に当てはまらない場合でも鑑定人がくることはありますが、当てはまる場合は高確率で調査に来るでしょう。

保険金の入金

損害保険会社は、提出された書類と現地調査の結果(※現地調査をした場合)をもとに、保険金を決め、指定された口座に振り込みます。
入金後は、サポート業者に認定結果を伝え、手数料を支払いしましょう。

修理やリフォームを行う(※場合による)

給付金を受け取り次第、被害箇所の修理やリフォームを行います。

ただし、必ずしなければいけないわけではありません。

火災保険申請を自分ですべきなのはどんな時?

火災保険を自分で申請すべき場合は

  • 被害箇所が生活に支障がありすぐに修繕したい場合
  • 被害が甚大な場合

これらの場合は、スピードが重要視されるため、火災保険申請は自分でするべきと言えます。このような場合以外は、受け取る金額を最大化するために、建物全体を調査し、細かな点も見積もりにいれるといった作業が重要なため、火災保険申請サポート業者を経由して火災保険申請をすることをおすすめします。

スピードに関しては、

  • 自分で申請する場合:1ヶ月程度で入金
  • サポート会社経由でする場合:~2ヶ月程度で入金

というイメージが良いかと思います。

火災保険申請を自分で行うのが難しい理由

火災保険申請を自分で行うのが難しい理由は申請漏れや書類作成が困難なため、自分で申請するのは難しいとされています。

火災保険の申請には以下の書類が必要です。

  • 申請書類
  • 被害状況が証明できる写真
  • 見積書

これらを自分で用意することができれば、自分で申請をする事自体は可能ですが、非常に難しいです。

被害証明ができる写真は、屋根に被害があった場合は屋根に登らなければなりません。実際に業者でも転落事故が起きているため非常に危険です。また、見積書の作成も保険会社が独自に定めた基準や単価表を元に修理内容と修理金額が正しいかどうかを判断します。見積書の内容が保険会社が定めた基準と明らかに離れていた場合は、水増し請求での申告と判断され、給付金額が大幅に減額されるケースがほとんどです。よって火災保険申請を自分でやるのは非常に困難です。

火災保険申請を自分でするときの注意点

火災保険申請を自分でするときの注意点として以下のようなものがあります。

  1. 加入している火災保険の補償内容を確認
  2. 請求期限内に申請をする
  3. 通常の工務店は、調査と見積書作成が有料が多いと把握しておく
  4. 調査、見積書作成が無料でも、リフォーム前提のケースが多いことを把握しておく

特に3,4は認識をしておくべきポイントです、

通常、工務店さん(ハウスメーカー含む)の調査や見積書などの資料作成は有料のケースが多いです。相場としては5~10万ほどかと思います。火災保険申請サポート業者経由であれば、調査無料・資料作成費用無料の会社がほとんどですが、自分で手配した工務店さんはどうなのかをしっかりと把握しておきましょう。無料の場合でも、リフォーム必須の契約になっているケースも多いです。

火災保険を修理後に請求する流れについて

火災保険は修理後でも申請できます!
火災保険を申請すると、給付金がおりるまで1ヶ月ほどかかることもあるので、急ぎで先に修理してしまった場合や、そもそも火災保険が適応されることを知らなかった場合でも、過去に遡り申請することができます。

また、保険法により、被害が発生してから3年以内であれば、修理後でも修理前でも、火災保険申請し保険金を受け取ることができるとなっているのでご安心ください!

火災保険を修理後に請求する際の注意点

修理後の火災保険申請の注意点は下記3つです。

  • 被害が生じてから3年未満でないと請求できない
  • 被害の原因が複数ある場合は、申請できない可能性もある
  • 被害箇所の証拠書類を提出しないといけない

被害箇所の証拠書類を提出しないといけない

修理後の申請において、下記書類の提出を求められることがあります。

  • 修理前の被害状況がわかる写真や映像
  • 実際に修理した後の修繕箇所の写真
  • 修理した際の領収書
  • 罹災証明書

必要な書類については、通常の火災保険申請の流れと少し異なり、

  • 修理前後の写真
  • 修理地の領収書

この2つに関しては、確実に求められるため用意することを把握して起きましょう。

火災保険を修理後に請求する際の最重要ポイント

修理後の火災保険申請において、一番重要なのは「修繕した被害箇所の被害原因が、本当に自然災害によるものかどうか」になります。
そのため、修理前と修理後の写真や災害証明となる罹災書が必要になります。
自然災害による被害であることを、理由込みでしっかりと説明できないと、保険会社も認定してくれないこともあるので、必ず経験豊富なサポート業者に依頼しましょう。

火災保険の申請方法【被害別の一例】

火災保険が適用される災害には様々な内容があります。今回はその中でも代表的な被害を取り上げて、被害別の火災保険申請方法を説明します。

  • 台風、風災による屋根周りの申請方法
  • 家財の申請方法
  • エアコンの申請方法

以下に詳細を記載します。

屋根修理の火災保険申請方法(主に、台風・風災の影響)

  1. 被害日時の把握
  2. 屋根や瓦が落ちてきた場合は落ちた部材の写真撮影
  3. 火災保険申請サポート業者に調査依頼

この後の流れは基本の申請方法と同じです。

特に、屋根周りの被害は足場を組む必要性も出てくるため、被害額(見積額)は高額になりがちなため、保険会社もより厳しい目になります。そのため、できるだけ証拠がある方がBESTということになります。

>>火災保険を使った屋根修理・屋根塗装はこちら

家財の火災保険申請方法(地震保険の適用ケースも多い)

  1. 被害日時の把握
  2. 壊れた家財の写真撮影
  3. 壊れた家財の購入時期や購入価格を調べる(分からなくてもOK)
  4. 火災保険申請サポート業者に調査依頼

この後の流れは基本の申請方法と同じです。

家財の保険申請は、他の箇所と少し異なり、被害があったとしても室内のため、生活に支障をきたすケースが多く、写真撮影をせずに片付けてしまう方も多いです。そのため、火災保険会社も契約者の証言をベースに認めるケースも多くあるため、諦め無いことが大切です。火災保険申請サポート業者が調査に来た際に、被害にあった時の話をするようにしましょう。

エアコンの火災保険申請方法(地震保険の適用ケースも多い)

  1. 被害日時の把握
  2. 壊れたエアコン(または室外機)の写真撮影
  3. 壊れたエアコン(または室外機)の購入時期や購入価格を調べる(分からなくてもOK)
  4. 火災保険申請サポート業者に調査依頼

この後の流れは基本の申請方法と同じです。

エアコンの場合も『家財の火災保険申請方法』とあまり変わりはありませんが、エアコン(または室外機)は『建物扱い』となっています。ご自身が加入している火災保険の保証範囲に建物が含まれているかを確認しましょう。

>>火災保険でエアコンの申請に関する詳細はこちら

火災保険の申請方法・流れ(質問Q&A)

「火災保険申請サポート業者経由と、火災保険会社直接」どちらの申請方法がおすすめ?

火災保険申請サポート業者経由と、火災保険会社に直接申請するのはどちらが良いのかは、場合によって変わってきて、「緊急時:火災保険会社への直接申請/それ以外:火災保険申請サポート業者経由での申請」をおすすめします。サポート業者による【無料調査モニター】について気になる方はこちらを御覧ください。

一番賢くお得な火災保険の申請方法ってどうやる?

一括比較で、自分にあった火災保険申請の会社を見つけて依頼し、調査漏れが起きないように調査に来た調査員に必ず自分が気になる箇所は申告するようにしましょう。ただし、手数料が高い会社も存在するので、手数料は33%~38.5%税込くらいの会社にするようにしましょう。

火災保険の特徴は(知っておくべきこと)?

火災保険は『①火災以外の「台風・雪・床の傷」なども申請可能、②何回申請しても保険料は上がらない、③請求期限は被害後3年以内、④申請で受け取ったお金の使い道は自由』が主に把握しておくべき特徴です。年々、火災保険料はどの会社も上がっているので、使わない人がより損をしていく流れになりつつあります。

火災保険申請の注意点は?

特に注意点というものはありませんが、強いて言うならば『一度申請して保険会社から保険金を受け取った箇所を、修繕せずに再度申請することはできない点です。当然ではありますが、別の箇所の申請や、修繕して再度被害を受けた場合の申請は可能です』。

『火災保険の申請方法!損をしない請求の流れを大公開』に関するまとめ

この記事のまとめ
  • 火災保険の申請はサポート業者を使うことがお勧め!
  • 自然災害が原因でない被害の場合は火災保険の申請は通らない
火災保険を申請する際には火災保険申請サポート業者を利用することをお勧めします。

また、火災保険の申請をする際には『申請サポート業者に連絡をしてから保険会社に連絡をする』ということだけでも覚えておきましょう。その後の流れがスムーズになります。

【記事監修】菊池 照明

【記事監修】菊池 照明

自身で建築士事務所を運営し老舗鑑定事務所に所属。
某損害保険会社の損害保険鑑定人として鑑定業務に20年間携わっており、現在も従事。 また、大規模物件から木造の個人宅迄、ジャンルを問わず建物・家屋調査を実施する 会社の代表も務めている。弁護士と連携した建築紛争解決業務や損害調査業務、 調査鑑定業務に精通しており、東日本大震災等、大規模な災害や台風等が 発生した際には鑑定業務にも従事している損害調査のスペシャリスト。

  • 保有資格二級建築士・損害保険鑑定人・被災建築物応急危険度判定士等
  • 専門分野・得意分野火災保険申請の損害調査、地震保険申請の損害調査全般