火災保険の審査は厳しい?よくある否認理由と3つの対処法を解説

皆さん、火災保険を申請して対象外になったことはございますでしょうか?

「火災保険の審査は厳しいって本当?」
「火災保険に申請したいけど、トラブルが不安だな」

このように思う方も少なくないかと思います。
実際に火災保険に申請しても、審査が厳しく給付金が下りなかった、というケースは少なくありません。

今回は、火災保険の審査が厳しい理由と給付金の否認理由について徹底解説します。
審査に納得がいかない時の対処法も紹介しているので、審査に不安がある方はぜひご確認ください。

この記事で分かること
  • 火災保険の審査が厳しい理由
  • 火災保険がおりない場合・納得いかない場合の対処法

また、本記事を読まれている方のな中には、近いうちに火災保険申請をお考えの方もいるのではないでしょうか。

実際に火災保険を申請する際は、ご自身で保険会社に対して事故原因などを証明する必要があります。

以下の記事では、火災保険の申請方法やコツを解説しておりますので、この機会に合わせてご確認ください。

【参考記事】:【火災保険申請のやり方】申請の手順や請求時のコツを徹底解説

火災保険の審査が厳しい理由

なぜ、火災保険の審査は厳しいのでしょうか?

厳しい理由として以下が4つが考えられます。

  • 被害の発見や原因の特定が困難
  • 保険会社や代理店の本音
  • 鑑定人は保険会社の味方
  • 悪質な代行業者の増加

それぞれ具体的な理由を確認していきましょう。

被害の発見や原因の特定が困難

火災保険の審査が厳しい理由のひとつに、個人での被害箇所特定の難しさが考えられます。

特に屋根の上など被害を見つけにくい箇所は、被害から時間が経っていることが多いため原因の特定が困難になりやすい場所です。

保険は申請主義のため自分で気付いて申請しないと教えてくれません。保険会社から進んで申請を促すようなことはしません。

被害箇所の確認が難しい時は、専門業者に調査してもらうと良いでしょう。

火災保険は、約8割の人が被害に気付かず申請漏れの状態になっていると言われています。
個人での物件調査や事故原因の特定は非常に難しく、多くの場合は「経年劣化」と判断されてしまいます。

被害があれば保険申請をするのは加入者の権利です。 火災保険の申請なら、リペマへお気軽にご相談ください。

保険会社や代理店の本音

保険会社や代理店は、火災保険を使われることをあまり快く思っていないのが本音と言えるでしょう。
現状、保険会社は赤字幅が拡大しており過去には不払い問題で損害賠償まで発展したケースが各社あります。

実際にリペマでは、以下のようなご相談をいただくことは珍しくありません。

  • 加入や更新時に詳しい説明を受けていない
  • 代理店に連絡したら急に対応が悪くなった
  • 電話で受付したら見てもないのに対象外と言われた

上記のようなことからも、個人での保険申請は非常に難しいと言えます。

鑑定人は保険会社の味方

火災保険の査定は、外部の鑑定会社や社内の鑑定人によって行われます。

鑑定士は中立の立場に思われるかもしれませんが、調査報酬は保険会社が払っています。

そのため契約者からすれば、保険会社寄りの査定をされているのか疑問が残ると思います。

実際に「経年劣化」など否定的なことを言われることはよくあります。マイナスなことを言われても、下記のように理屈で説明できるように準備しておきましょう。

  • なぜ、この事故日なのか
  • なぜ自己原因が〇〇なのか

これらをしっかり主張することで結果が変わる可能性も十分に考えられます。

悪質な代行業者の増加

近年では「わざと壊して申請する」など、虚偽申告をする業者が増えたことで、保険会社も保険申請の承認に警戒しています。

そのため、火災保険の審査が厳しくなったり時間がかかることもあります。

しかし、実際に被害にあって申請するのは何も問題ありません。

補償対象の被害にあった際は、すぐに申請しましょう。

火災保険の審査でよくある5つの否認理由

火災保険がおりない5つの理由について紹介します。

  1. 契約に含まない補償
  2. 免責金額以下の金額
  3. 経年劣化による損害
  4. 初期不良
  5. リフォーム時の不良

台風で被害があったのに、火災保険が適用されないとガッカリしますよね。

おりない理由を知っておくことは大事なことだと思います。

それぞれ解説していきます。

【火災保険の審査がおりない理由】①契約に含まない補償

火災保険加入時に、保険料を安くするために水災・風災補償を外して契約する場合があります。

「台風による大雨によって河川が氾濫し床上浸水した」というような水災は、水災補償が契約に含まれていないと火災保険がおりません。

「台風の風圧で窓ガラス・屋根などが飛散した」というような風災は、風災補償が契約に含まれていないと火災保険がおりません。

建物の火災に対する保険として火災保険に加入するので、水災・風災などが特約となっている場合、あまり考えずに特約を外して契約しがちのようです。

火災保険で補償を受けるためには、契約内容を把握しておくことが重要です。

必ず一度、契約内容を確認しておきましょう。

【火災保険の審査がおりない理由】②免責金額以下の金額

保険料を安くするために免責額を設定している契約があり、台風被害の金額が免責金額以下であった場合は、火災保険がおりません。

とくに古い契約でときどきあるのですが、風災補償の免責金額が20万円の場合、20万円を超えた部分から補償される仕組みです。

被害金額が10万円や15万円程度であった場合は、20万円に満たないためと保険金が支払われません。

【火災保険の審査がおりない理由】③経年劣化による損害

火災保険で補償されるには、被害が自然災害によるものである必要があります。

台風によって雨漏りした場合でも、雨漏りの原因が経年劣化によるものだとすると経年劣化部分の修理費用は補償されません。

長年放置している屋根の場合は、仮に自然災害で修理が必要になったとしても、経年劣化との区別が難しく、火災保険がおりない可能性が高いと言われています。

屋根被害の原因が風災によるものか、経年劣化によるものかを判断できる屋根修理業者に依頼することをオススメします。

【火災保険の審査がおりない理由】④初期不良

新築したときからの初期不良があり、台風によって屋根修理が必要と発覚したとしても、それは人的なミスが原因であるため、火災保険がおりません。

ただし、新築からの初期不良によって10年以内に雨漏りが発生した場合は、瑕疵担保(かしたんぽ)責任を建てた建築会社が負っているため、建築会社に無償で修理をしてもらう制度があります。

この場合は、初期不良によって屋根修理が必要だとしても雨漏りではない被害は瑕疵担保責任の対象外となりますのでご注意ください。

築10年以内での雨漏りに対する瑕疵担保責任の考え方について詳しくはこちらの記事をご覧ください。

【火災保険の審査がおりない理由】⑤リフォーム時の不良

屋根のメンテナンスやリフォームを行ったときに、気付かずに屋根を破損させていることがあります。

台風によってその破損が発覚して屋根修理が必要になった場合は、破損の原因が人的ミスとなるので、火災保険がおりません。

メンテナンスやリフォーム後に雨漏りするようになったり、屋根修理が必要になったりした場合は、リフォーム業者に責任をとってもらうべきです。

メンテナンスやリフォーム後に屋根をチェックすることはむずかしいので、信用できアフターフォローもしっかりしている業者にリフォームを依頼することが重要です。

火災保険がおりない場合・納得いかない場合の対処法

火災保険がおりない場合でも、対処法によって降りるケースがございます。

火災保険が支払われない場合の3つの対処法
  • 追加の書類を火災保険会社に提出する
  • 保険会社のお客様センターに相談する
  • 日本損害保険協会の「そんぽADRセンター」に相談する

このように、火災保険が支払われず納得がいかない場合は上記の対処法がおすすめです。

追加の書類を提出する

火災保険会社の査定に納得いかない場合は、追加の資料を提出することが重要です。

被害を受けた箇所が自然災害が原因で火災保険の補償範囲であることを客観的に説明できる資料を用意することで、火災保険が降りる条件を満たすことがあります。

このような資料を準備することが困難な場合は、火災保険申請サポート業者に依頼して損害調査報告書を作成してもらうこともおすすめです。

保険会社のお客様センターに相談する

保険会社や代理店は担当者によって、査定の厳しさや対応が異なるケースがございます。

もし、火災保険がおりず査定内容に納得がいかない場合は、火災保険の事故受付の窓口ではなく保険会社のお客様センターに相談しましょう。

担当者だけではなく、火災保険会社全体でしっかり査定することにより、火災保険がおりることがあります。

各保険会社の窓口は下記をご覧ください。

保険会社名 電話番号
あいおいニッセイ同和損害保険株式会社 0120-721-101
アクサ損害保険株式会社 0120-449-669
イーデザイン損害保険株式会社 0120-063-040
AIG損害保険株式会社 0120-016-693
SBI損害保険株式会社 0800-8888-836
共栄火災海上保険株式会社 0120-719-112
ジェイアイ傷害火災保険株式会社 0120-532-200
セコム損害保険株式会社 0120-333-962
ソニー損害保険株式会社 0120-101-656
損害保険ジャパン株式会社 0120-668-292
大同火災海上保険株式会社 0120-671-071
東京海上日動火災保険株式会社 0120-071-281
日新火災海上保険株式会社 0120-17-2424
三井住友海上火災保険株式会社 0120-288-861
三井ダイレクト損害保険株式会社 0120-312-770
明治安田損害保険株式会社 0120-255-400
楽天損害保険株式会社 0120-115-603

参考:2023.05.29(そんぽADRセンター本部 運営グループ)

>>入ってはいけない火災保険ワーストランキング!危ない不払い体制の火災保険会社に要注意!

日本損害保険協会の「そんぽADRセンター」に相談する

火災保険がおりない理由や火災保険会社の査定結果に納得いかない場合は、日本損害保険協会の「そんぽADRセンター」に相談しましょう。

そんぽADRセンターの目的

わが国における損害保険業の健全な発展及び信頼性の向上を図り、もって安心かつ安全な社会の形成に寄与することを目的としている。

このように「そんぽADRセンター」は、火災保険を含む損害保険全体を管轄する団体です。

近年、損害保険各社は不祥事を起こしています。火災保険がおりず納得いかない場合「火災保険会社が査定した結果だから、しょうがない」と諦めずに「そんぽADRセンター」に相談しましょう。

ご相談や苦情・紛争解決手続にかかる費用は原則として無料ですし、中立的な立場で相談にのっていただける窓口のため、安心して利用できます。

参考:そんぽADRセンター

まとめ:火災保険の審査は厳しいが「申請サポート」を利用すれば安心

今回は、火災保険の審査が厳しい理由と、審査を通過する対処法について解説しました。

  • 火災保険の申告は損害理由の根拠が提示できないと、否認される可能性がある
  • 審査に納得できない時は、別のアプローチをしてみる
  • 申請サポートを活用すれば、スムーズに申請ができる

火災保険の審査が年々厳しくなっているからこそ、プロのサポートを上手く活用していきましょう。

リペマでは、年間5,000件以上の物件を調査し、お客様は平均100万円の給付金を受け取られています。

個人では難しい物件調査(無料)から資料作成などを徹底サポート!

火災保険の申請には、請求期限が3年以内となっているため1日でも早くご相談ください。

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