fbpx

火災保険や家財保険は使いすぎるとどうなる?保険料は上がる?

火災保険使いすぎ

『1回火災保険を使ったことがあるけど、また使うことってできる?』や『使うと自動車保険のように保険料が上がりそう』そう思って火災保険や家財保険を使いたいけど、使えないまま時間だけがたっていってしまう方が非常に多くいるのが実情です!

  • 保険料が上がるのも嫌だから火災保険を使わずに自費で修繕しようしてる方
  • 保険料などが気になり後のことを考えて火災保険を使ってない人

こんな人は確実に損をしています!

不正請求にあたる虚偽申請をしない限り、火災保険や家財保険は事実として「何回申請しても問題ない」です!

今回は、火災保険を使いすぎるとどうなるのか、火災保険はいつ契約終了になるのかなどを解説していきます。

火災保険は使いすぎても基本問題ない!

保険金額の7割を受け取った場合 火災保険の契約終了にはならない
保険金額の8割以上の給付金を受け取った場合 火災保険の契約終了になる

火災保険は契約した際に設定した保険金の8割以上の金額を1回で受け取った場合のみ終了になります。よって1回で8割の金額に達しない限りは使いすぎても問題はありません

例えば台風によって設定した保険金の50%の給付金を受け取ったとします。その翌年に別の被害によって設定した保険金の50%を受け取っても契約終了にはなりません。

台風被害にあった際に、設定した保険金の8割の保険金を1回で受け取った場合、火災保険の契約は終了になります。保険金の8割以上の給付金を受け取った場合「補償対象となる建物が全損した」と扱われてしまい、火災保険に加入できる建物がないため契約は終了になります。

1000万の火災保険金額の場合、

  • ~799万までであれば、何回受け取っても問題ない
  • 800万~を1回で受け取った場合は契約終了(全損扱い)

ということになります。

契約終了になる事例一覧

火災保険の契約が終了になるケースとして以下のような場合があります。

  • 火災によって延床面積の8割が焼失した
  • 台風によって家が全壊した

ポイントは設定した保険金の8割以上の給付金を1回で受け取った場合のみ、契約が終了するということです。

地震保険も保険金額を全額受け取ると契約終了になる

原則、地震による被害は火災保険では補償されません。補償を受けるには地震保険に加入している必要があります。

地震保険も全損認定を受けて、保険金の100%の給付金を受け取ると契約終了になります。

地震保険の給付金額の決まり方

地震保険の給付金は『全損、大半損、小半損、一部損』の設定に基づいて給付金の金額が決定する

火災保険は何回使っても(使いすぎても)、個別に保険料は上がらない

火災保険は何回使っても保険料は変わりません。自動車保険のように等級ダウンもありません。

しかし、最近は大型台風やゲリラ豪雨、暴風など自然災害の増加に伴って保険料も値上がりしています。築年数によっても保険料は変わることもあるため、火災保険の見直しをすると保険料が高くなる可能性があるため注意しましょう。

他では教えてくれない火災保険申請を使いすぎた人の注意点

基本、個別に火災保険料が上がることはないですが、

  • 家具の破損
  • 壁紙の破損

など、不測かつ突発的な事故(破損、汚損など)で補償される、自然災害以外で火災保険を使うケースがあります。これを短期間に何度も使いすぎと言えるほど繰り返す人は、保険会社側も「この人は、何度も物を壊すし、申請してくる人だ。」と認識され、次の保険更新時に「割増保険料・保険に加入できない」となる恐れもあるので、その点だけ要注意です。

故意に(わざと)住宅の一部を壊すなどの不正請求をしない限り、台風や雪など、自然災害が原因の被害を申請して、上記の事象が発生することはほぼないと考えてよいでしょう(防ぎようがないので…)

火災保険の申請方法(基本版)

何かあった時のために、火災保険の申請方法を見直しておきましょう。

  1. 申請サポート業者に依頼
  2. 損害保険会社に連絡
  3. 現地調査
  4. 必要書類の準備
  5. 損害保険会社(鑑定士)による現地調査(※場合による)
  6. 損害保険会社の審査後、保険金の入金
  7. 修理やリフォームを行う(※場合による)

これら全てを覚えるのは難しいと思います。

よって、『一番最初に火災保険申請サポート業者に連絡をする』ということだけ覚えておきましょう。その後の給付金の受け取りまでスムーズに進みます。

『火災保険は使いすぎるとどうなる?保険料は上がるの?』に関するまとめ

この記事のまとめ
  • 火災保険は使いすぎても保険料は上がらない
  • 保険金の8割以上を給付金として受け取った場合、火災保険の契約は終了する

繰り返しにはなりますが、自動車保険と違い火災保険は使いすぎても保険料が上がることはありません。自動車保険のように等級ダウンもないので、もしも被害に遭った際には安心して火災保険を使いましょう。

また、火災保険は保険金の8割以上の給付金を受け取った場合、契約が終了します。被害がかなり大きくない限りは8割に達することはないので安心して火災保険の申請をしましょう。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です