火災保険でリフォームをしませんか?という広告や訪問販売にて営業を受けたけど、火災保険を使った給付金詐欺が増えていて、結局リフォームができるかわからないし不安…
実際に0円リフォームなどと言った営業で火災保険詐欺の被害は年々増加しているのも事実です!
今回は、火災保険を使ったリフォームで起こりうるトラブルについて解説していきます!
- 火災保険でリフォームする際によくあるトラブル
- 火災保険でリフォームのトラブルに遭わないための対処法
- 火災保険でリフォームに関する詐欺とよくある手口
内容を簡単確認
火災保険を利用したリフォームのトラブルが急増中!
台風や自然災害の被災者をターゲットにした火災保険を使った詐欺が増加しています!
トラブルになりがちな業者の大半が、
- 絶対に給付金はおりるからリフォームをしよう
- 必ず給付金はおりるから先にリフォーム契約しましょう
などと言っては契約やリフォームの開始を急かしてきます。
給付金は絶対におりるわけではないので、『絶対に』や『必ず』などのお得話には注意をしましょう。
特に、勘違いさせる表現として『0円リフォーム』という表現で0円であたかもリフォームや修理修繕ができるように見せてきますのでご注意下さい。
火災保険のリフォーム・修理のトラブルはなぜ増えている?
火災保険を使ったリフォームでトラブルが増加している理由は、火災保険に加入している人は誰でも被害さえあれば給付金の請求ができるため、高齢者をターゲットにセールストークで騙しやすいというのが一番大きな理由です。
実際に訪問販売にて、『火災保険で無料で綺麗な状態にできるんですよ。元の新築の状態に戻せたらお得じゃないですか?』といきなり訪問販売されてきて、多くの高齢者が騙されているのが現状です。
火災保険を利用したリフォームトラブルが発生しやすい時期
- 台風、大雨の直後
- 大雪の直後
- 地震の直後
- 洪水の直後
結論、災害が発生した直後は特にトラブルが発生しやすいです。
たしかに、自然災害のあとは被害が発生している可能性も当然高くなっていますが、焦らずに本当にその業者に調査をするのがBESTなのかを考えましょう。
火災保険でリフォームに関するトラブルに遭わない方法
火災保険でリフォームに関するトラブルに遭わないための方法として以下の対策が考えられます。
- 給付金が降りる前にリフォーム修理契約はしない
- 家の修理が前提の契約はそもそもしない
- 契約前の業者に屋根に登らせない
火災保険でリフォームに関するトラブルに巻き込まれないようにするためには、簡単に言ってしまえば「契約」を簡単にしないことが重要です。トラブルを未然に防ぐためにも、悪徳業者の手口をしっかりと把握しておきましょう。
また、悪徳業者の多くが「訪問販売や電話営業」を利用しているケースが多いのも事実ですので、突然の訪問などには特に注意しましょう。
給付金を貰う前のリフォーム契約がトラブルになる理由
火災保険の給付金をもらう前のリフォーム契約がトラブルになる理由として以下のものが考えられます。
- 給付金がおりる頃にはリフォーム契約のクーリングオフ期間が過ぎている
- リフォーム前提の無料調査は独占禁止法に抵触している恐れがある
- お客様では見れないことをいいことに自分で壊す業者がいる
- リフォームしないと言った際の違約金が高額
後ほどトラブルになりがちな手法については解説しますが、とにかくトラブルを起こす業者は「リフォーム・家の修理」をしたくてたまらないのです。だからこそ、あの手この手で「解約されない」ように、解約されても業者が損をしないようにしているのです。そうなると、必然的にお客様が損しやすくなりトラブルとなるのです。
火災保険のリフォームでよくあるトラブル例と手口
火災保険でリフォームに関するトラブルは頻発していますが、中でも以下のようなケースが多いです。
- 『火災保険を使えば自己負担はかからないから雨樋の修理をしないか』と勧められた
- 『火災保険を使えば瓦の浮きが0円で直せる』と言ってきて修理を急かしてくる
- 火災保険の給付金が降りたら全額リフォーム業者に振り込まなければならない
- 契約時には『0円で修理できる』をアピールしてたが、修理代には足りずリフォームをキャンセルしようとしたらキャンセル料を請求された
- リフォーム必須契約だったが、リフォームが全く始まらない
- リフォームをそのまま依頼したが、手抜き工事だった
などの事例が多く発生しています。
実際に悪徳業者の共通点として以下のような傾向があります。
- 給付金が降りる前にリフォーム契約を結ぼうとしてくる
- 訪問販売にていきなり営業をかけてくる
- 修理工事の詳細を何も教えてくれない
- 解約料がとても高い
- 契約書の控えをそもそも渡してくれない
共通として言えるのは全ての話が『リフォームや家の修理前提』で進んでいる点です。少なくとも、給付金が降りる前にリフォーム・修理契約を交わすのはトラブルの原因になりやすいので注意して下さい。
給付金が降りる前にリフォーム契約を結ぼうとしてくる
給付金がおりる前にリフォームなどの契約を急かしてくる業者には注意をしましょう。
また、給付金がおりる前に契約は絶対に結ばないようにしましょう。おりる給付金は調査後1~2ヶ月たたないと確定せず、その間にリフォーム修理契約の「クーリングオフ期間」が過ぎてしまいます。
訪問販売で、いきなり営業をかけてくる
訪問販売による火災保険の営業にも注意をしましょう。実際に悪徳業者の多くが被災地域にて訪問販売をしています。
こちらが求めているわけでもなく、悪徳業者から関わってきて火災保険の話を持ち出してくることが多いので注意しましょう
また、訪問販売以外にも以下のようなケースにも注意をしましょう。
- 訪問販売にて『屋根の点検をさせて欲しい』と訪問してくる
- 『最近屋根の点検はしましたか?』と電話にて聞いてくる業者
- 保険会社の人間のふりをして訪問する(特に、悪質)
これらもお得な話をしてきては、点検や営業をしてくることが多いです。そのような業者は屋根に登ったりし、お客様が自分では見れないのをいいことに、あたかも被害があるようなことを言いますので要注意です。中には、「ブルーシートかけますね」などと良い、あとで作業代を迫る業者もいると耳にするので注意してください。
修理工事の詳細を何も教えてくれない
工事の詳細を教えてくれない場合は、無駄に工事代金を支払う可能性があります。
このようなケースは、事前に工事に関する詳細を聞くことで未然に防ぐことができます。
解約料がとても高い
給付金があまりおりなかったためリフォーム契約を解約をしようとすると高額なキャンセル料を支払うように要求されるケースもあります。このようなケースも、キャンセル料について事前に聞くことで未然に防ぐことができます。
火災保険でリフォームに関するトラブルにあったら
火災保険でリフォームに関するトラブルにあったら、以下に記載したものを試してみてください。
- 保険会社に連絡
- 保険金不正請求ホットラインに連絡
- 消費者ホットラインに連絡
すでに契約を結んでしまっていたとしても、8日以内であればクーリング・オフを適用して契約解除ができます。また8日を過ぎたとしても不正な契約書類の場合はクーリング・オフが適用できるケースがあります。
まずは、保険会社や消費者ホットラインにお問い合わせてみることをお勧めします。
『火災保険を利用したリフォームのトラブル!悪徳業者に注意!』に関するまとめ
- 火災保険でリフォームに関するトラブルにあった際は、消費者ホットラインや保険会社に連絡をしよう
- 火災保険の詐欺に合わないためにも、悪徳業者の手口をしっかりと把握して未然に防ぐ体策をしよう。
火災保険でリフォームに関するトラブルや保険金詐欺は頻繁に起きています。トラブルや詐欺に遭わないためにも、悪徳業者の手口や火災保険の知識を少しても知っておくことで、未然に防ぐことができます。訪問販売にて言われたことをそのまま鵜呑みにせず、しっかりとご自身でも調べてみましょう。
また、もしも詐欺に遭ってしまった場合や詐欺か不安に思った場合はすぐに保険会社もしくは消費者ホットラインに問い合わせてみましょう。
また、リペマでは火災保険申請に関する相談をいつでも受け付けております。実際にお客様が安心して依頼できるように顧問弁護士をたてていますので、ぜひお気軽にお問い合わせください。