火災保険で盗難被害は補償されます。しかし盗難で火災保険の補償を受けるには設定されていた条件を満たしている必要があります。本記事では盗難補償を受ける際の条件と注意点をまとめています。また、火災保険申請サポート業者に依頼することで、より多く手元に給付金が残る可能性があります。
- 火災保険で盗難が補償される事例とされない事例
- 火災保険で盗難補償の必要性について
内容を簡単確認
火災保険で盗難被害は補償される!
火災保険で盗難による被害は補償されます。しかし補償対象物によって補償される場合とされない場合があります。そもそも火災保険の補償対象は
- 建物のみ
- 家財のみ
- 建物と家財の両方
これら3つのどれかになりますが、盗難補償はこの補償対象物が、どれなのかによって補償されるものとされないものが分かれてきます。
火災保険における盗難とは
そもそも火災保険での盗難とは、イメージされている通り窃盗や強盗・空き巣が原因で自宅や家財に発生した被害のことを指します。簡単にまとめると、自宅に窃盗や強盗・空き巣が入った際に窓ガラスの破損や鍵の破損に加えて、実際に盗まれた家財やお金・ブランド品などの被害をまとめて盗難といいます。
火災保険の盗難の補償範囲と事例
上記にも記載しましたが、火災保険の盗難補償を受ける際には火災保険の補償対象によって変わってきます。そもそも火災保険の補償対象は、
- 建物のみ
- 家財のみ
- 建物と家財の両方
これら3つのどれかが補償対象となるわけですが、この補償対象物が何かで補償されるものと補償されないものが分かれてきます。
火災保険の盗難補償で補償される被害|建物のみの場合
火災保険の補償範囲が建物のみの場合、盗難補償で補償される事例は以下のようなものがあります。
- 窃盗犯が『窓ガラス』を割って建物に侵入した
- 空き巣が建物に入る際に『ドアの鍵』を壊して侵入した
- 泥棒が建物に侵入した際に建物内の『床』を汚された
これらのように、窃盗犯や空き巣が建物に侵入した際に発生した建物への被害は火災保険の盗難補償を受けることが可能です。
火災保険の盗難補償で補償される被害|家財のみの場合
火災保険の補償範囲が家財のみの場合、盗難補償で補償される事例は以下のようなものがあります。
- 空き巣が『パソコン』を盗んだ
- 強盗が自宅に入り、『現金』を盗んだ
- 指定された箇所に停めていた『自転車』を盗んだ
これらのように、窃盗犯や空き巣が建物内に入り、家財に対して発生した被害は補償を受けることが可能です。
火災保険の盗難補償で『現金』の被害が補償されるのは20万円まで
自宅に空き巣や窃盗犯などが入って現金が盗まれたとします。現金が盗まれた場合に火災保険の盗難補償で補償される上限額は20万円までとなっています。現金や小切手などが100万円分盗まれたとしても火災保険の盗難補償で補償されるのは20万円までになるので注意をしましょう。
時計、ブランド品、貴金属は火災保険で補償される?
時計やブランド品、貴金属品の盗難で火災保険の補償を受けるには、以下の項目を全て満たしている必要があります。
- 1つあたりの単価が30万円以上
- 明記物件として保険会社に申告をしている
これら2つを満たしていた場合に限って火災保険の補償を受けることができます。
明記物件とは1つ30万円以上する貴金属や宝石、絵画などの物を指します。
これら明記物件は、家財道具とは別で保険会社に申告をしなければなりません。
また、受け取れる給付金には普通の家財と違って上限が定められています。
明記物件として申告が必要なものは、
- 1つが30万円以上する貴金属や宝石、書画、絵画など
- 設計図や証書、図案など
これらは明記物件として保険会社に別途申告をする必要があります。
火災保険の盗難補償で自転車が補償されない場合もある
火災保険の盗難補償で自転車の盗難が補償されるのは以下の条件を満たしていた時です。
- マンションなどの指定箇所に駐輪していた
- 自転車に施錠をしていた
そのため、自転車の鍵はしていたけどその辺(指定場所以外)に停めてしまっていた場合や、指定箇所に駐輪していたけど鍵をしていなかった場合には火災保険の補償を受けることはできないので注意しましょう。
火災保険の盗難補償でバイク(125cc以上)は補償されない
125cc以上のバイクは火災保険では補償されません。バイクの被害に関しては別途加入する盗難保険などにて補償を受けることが可能であって、火災保険では補償されないので注意しましょう。
盗難の火災保険申請方法・流れ
一番最初に被害状況の確認からしましょう。
盗難被害の場合
- 盗まれた物などの確認
- 侵入経路の被害確認
これらを確認する必要があります。被害箇所の特定が確認できた段階で
- 被害箇所の写真
- 被害発生日時と原因(特定が可能な場合のみ)
これら2つはメモに残しておきましょう。給付金の受け取りまでスムーズに進めることができるでしょう。
通常の自然災害による被害とは異なり、どこに頼んでも「実際に何が盗まれたのか」は、本人しか分からないので、すぐに記憶が明確なうちに行動しましょう。
火災保険申請サポート業者は非常に多いため、どの業者がご自身に合うか判断は非常に難しいです。
そのような場合はリペマの一括比較にて、火災保険申請サポート業者の比較をすることをお勧めします。
盗難被害の場合は、
- 盗まれたものが火災保険申請可能かどいうか
- 侵入経路の被害は火災保険申請ができるか
ご自身で判断するのは非常に難しいでしょう。
火災保険申請サポートの無料調査を利用することによって、盗まれたものや被害箇所が火災保険にて補償を受けられるか判断いたします。
申請可能となった場合、調査終了後に見積書の作成など申請に必要な書類の一部を作成致します。
火災保険の盗難補償は必要?いらない?
火災保険の盗難補償には加入しておくことをお勧めします。実際に住宅の空き巣被害は年々減少傾向にはありますがまだまだ発生しているのが事実です。平成30年度の空き巣の発生数は31505件と1日あたり86件の空き巣被害が発生しています。いつ窃盗被害に遭うかわからないため、火災保険の盗難補償には加入しておくことをお勧めします。
『【盗難による被害】火災保険で補償される?加入は必要?』に関するまとめ
- 火災保険で盗難被害は補償される
- 補償対象物によって盗難被害が補償される場合とされない場合があるため注意をする
火災保険で盗難による被害は補償されます。しかし火災保険の補償対象物によって補償される場合とされない場合があるので注意をしましょう。また、盗難による被害に遭った際には火災保険申請サポート業者を利用することで給付金がより多く手元に残る可能性があります。まずは『無料相談はこちら』よりいつでもお気軽にお問い合わせください!スタッフが丁寧に対応させていただきます!