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【窓ガラス】火災保険で補償される!子供が割ったらどうする?

火災保険窓ガラス

火災保険で窓ガラスの被害は補償されます。本記事では火災保険で窓ガラスが補償されるケースと条件をまとめています。

特に、子供がいるご家庭など万が一子供が割ってしまった場合も補償される可能性も高いので要チェックです。

この記事に書かれていること
  • 火災保険で窓ガラスは補償される
  • 火災保険で窓ガラスが補償されるケースとされないケース

窓ガラスの修理は火災保険で補償される(原因にもよる)

窓ガラスの修理は火災保険で補償される可能性が高いですが、以下のように「偶然・突発的・意図的ではない・自然災害」といった原因のみが対象です。意図的に割ったりしても対象外です。

  • 暴風による飛来物
  • 子供のあそびによる事故
  • 荷物を移動中に誤ってぶつけた
  • 泥棒が壊す

などが考えられる例です。

窓ガラスの修理が火災保険で補償される条件

窓ガラスの修理が火災保険で補償される条件として以下の項目が挙げられます。

  • 火災保険の補償対象に『建物』が含まれている
  • 火災保険の補償範囲内の事故による被害

まず、窓ガラスは火災保険では『建物』として扱われます。
火災保険における建物とは『自分で簡単に移動するのが難しいもの』と言うイメージです。窓ガラスは建物の決まった位置についていて、自分で設置場所を変更するのは難しいですよね。よって窓ガラスは建物扱いとなります。また、窓ガラスに似た設備例ですと

  • ドア
  • 給湯器

などがありますが、これらも建物に取り付けられていて簡単に動かすことができないため、火災保険では『建物』として扱われます。

窓ガラスの修理が火災保険で補償される事例

まずは、起きる可能性のある窓ガラスの被害と、補償対象別に補償されるかされないかを確認しましょう。

横にスライドして確認できます→→→

想定される被害例 補償対象が建物のみ 補償対象が家財のみ 補償対象が建物/家財両方
①強風で物が飛んできて窓ガラスが割れてしまった
②雪が積もって圧力で窓ガラスが割れてしまった
③窓を勢いよくしめたら衝撃で窓ガラスが割れてしまった
④雹が降ってきて窓ガラスにぶつかり割れてしまった
⑤外からボールが飛んできて窓ガラスが割れてしまった
⑥子供がテレビを倒してしまい窓ガラスに当たって割れてしまった
⑦イライラして窓ガラスを殴ったら割れてしまった

火災保険で窓ガラスの修理が補償されるケースとして以下のようなものがあります。

  • 台風の強風によって窓ガラスが割れた(風、飛来物ともにOK)
  • 雹によって窓ガラスが割れた
  • 外からボールが飛んできて窓ガラスが割れた
  • ガラスの熱割れ
  • 子供が窓ガラスを割ってしまった

火災保険で補償されるケースとして自然災害による被害や、偶発的事故は補償されることが多いです。

台風の強風によって窓ガラスが割れた

台風や強風・飛来物によって窓ガラスが割れた場合は『風災補償』を受けることが可能です。

風災とは『最大瞬間風速20m以上の風』による被害を風災としています。

また、風によって飛んできた飛来物で窓ガラスが割れた場合にも火災保険の補償を受けることができます。

風速20m以上は外で立っているのが困難なレベルの速度になります。また、外で傘をさすのも困難でビルの看板や瓦が飛ぶ可能性も高くなるため、風速20m以上が風災が適用される基準とされています。

風速の目安
  • 風速10m〜15m:屋外で歩く際に風の抵抗を感じる。前に進みづらい
  • 風速15m〜20m:屋外で歩くのは困難になる。人によっては強風で転倒する場合もある
  • 風速20m以上:屋外で歩けなくなる。立つことすら困難となり、飛来物が増える

風速が20mを超えない限り窓ガラスに被害を与えるレベルの飛来物などは発生しにくいと言えるでしょう。

また、風が強い日や予報が出ている時は

  • 自宅外にある小物や自転車などは自宅にしまえる場合はしまう
  • 自宅にしまえない場合は安全な場所に移動する、飛ばないように固定する

など、自宅のものが飛ばないように対策をすることをお勧めします。

飛来物の原因で適用される補償は異なる

  • 風による飛来物(枝など):風災
  • 予測できない事象による飛来物(ボールなど):『不測かつ突発的な事故』や『物体の衝突・落下・飛来物』

風災の場合は、最大瞬間風速20m以上が発生している必要がありますが、不測かつ突発的な事故の場合であれば風速は関係ないという判断がなされます。

後ほど出てくる、子供が外でボール遊びをしていてボールが窓ガラスに当たって割れた場合などが該当します。

不測かつ突発的な事故とは

不測かつ突発的な事故とは、日常生活をしていて予測が困難で対策の打ち用がない事故のこと。

  • 子供がボール遊びをしていて、ものを壊してしまった
  • 引っ越しなどでテレビを運んでいて、ふらついた際に落としてしまった
  • 家の掃除中に家電製品を倒してしまい、こわしてしまった

など、日常生活をしていて予測困難な事故などによる被害を補償範囲としている

物体の衝突や落下、飛来物とは

物体の落下や衝突、飛来とは建物外部から自動車や落下物などで被害が発生した際に補償される保険のこと。

  • 外部から自動車が突っ込んできて当て逃げをされた(犯人不明)
  • 飛行機からの落下物で建物に被害があった
  • 外から石ころが飛んできた

など、日常生活をしていていきなり発生する衝突や落下物による被害を補償範囲としています。

『不測かつ突発的な事故』と『物体の衝突や落下、飛来物』の違いは

  • 不測かつ突発的な事故:事故原因がはっきりとしているものは
  • 物体の衝突や落下、飛来物:事故原因がはっきりとしていないもの

となっています。

雹(ひょう)によって窓ガラスが割れた

雹によって窓ガラスが割れた場合は雹災補償が受けることができます。雹災による補償を受ける際には雹災補償に加入している必要があります。火災保険の補償範囲がわからない場合は保険会社に問い合わせて確認することをお勧めします。

>>【雹で家の屋根が壊れた方必見】雹(ひょう)の被害は火災保険の対象です!

子供が窓ガラスを割ってしまった

子供がボール遊びなどをしていて窓ガラスを割ってしまった場合なども火災保険の補償受けることができます。子供のボール遊びによる被害も『予測できない事故』として扱われます。

子供が他の家の窓ガラスを誤って割ってしまった場合

自分の子供が他の家や小学校の窓ガラスなどを割ってしまった場合には『個人賠償責任保険』という特約に加入していることで補償される可能性があります。例えば

  • 子供が友達の家の窓ガラスを割ってしまった
  • 学校で遊んでいて窓ガラスを割ってしまった

など、子供が誤って窓ガラスを割ってしまった場合賠償責任が問われますが、個人賠償責任保険の特約に加入していることで、補償を受けれる可能性があります。子供が起こした事故で、9500万円の賠償責任が命じられたケースも過去にあるため、お子さんがいる家庭では個人賠償責任に関する特約に加入していることをお勧めします。

車の飛び石で、家の窓ガラスが割れた

車のフロントガラスが割れた場合は当然自動車保険適応ですが、飛び石による建物の窓ガラスの割れは火災保険が適応されます。この場合も『予測できない事故』として扱われます。

窓ガラスの修理が火災保険で補償されない事例

火災保険で窓ガラスが補償されないケースとして以下のような場合があります。

  • 経年劣化による被害
  • 故意に窓ガラスを割った場合や過失の場合
  • 被害総額が免責金額以下の場合

火災保険の補償を受けられないケースの共通点をしては『自然災害が原因ではないもの』となっています。経年劣化や故意に窓ガラスを割った場合は自然災害による被害ではないため火災保険では補償されません。また、経年劣化による窓ガラスの破損や給付金をもらうために窓ガラスを意図的に割って申請した場合は、保険会社から派遣された調査員には分かりますし、場合によっては保険金詐欺として犯罪になるため絶対にしてはいけません。

また、被害総額が免責金額以下の場合も火災保険の補償を受けることはできません。免責金額とは『この額までの被害は自己負担しますよ』という基準のようなものです。ここ数十年間保険の見直しをしていない場合は20万円であることが多く、最近保険を見直している場合は免責金額は人によって変わってきます。

火災保険で窓ガラスの補償で受け取れる金額

火災保険で受け取ることができる給付金の金額は保険の契約内容(設定している免責金額)によって変わります。以下に例を記載するので、参考にしてみてください。

フランチャイズ方式の場合の受け取れる給付金

フランチャイズ方式の場合の受け取れる給付金は免責金額を超えていれば給付金を受け取ることができます。

フランチャイズの場合、免責金額は20万円となっているケースが多く、

  • 被害総額が100万円の場合:100万円全てを給付金として受け取ることができる
  • 被害総額が17万円の場合:給付金は受け取ることができない
免責方式の場合

免責方式の場合は免責金額を超えても免責金額分は差し引かれます。

免責金額は人によって変わる(今回は免責金額15万円とします)

  • 被害総額が100万円の場合:受け取れる給付金は100万円(被害総額)ー 15万円(免責金額)=85万円(給付金として受け取ることができる)
  • 被害総額が10万円の場合:給付金は受け取ることができない

【賃貸マンション編】火災保険で窓ガラスが補償される場合とされない場合がある

賃貸の場合だと、窓ガラスを割った人が誰なのかで、補償されるかされないかが分かれます。火災保険で補償されるのは、

  • 本人が誤って窓ガラスを割った
  • 家族が窓ガラスを割ってしまった(一緒に住んでいると申請済みの家族のみ)

などは賃貸でも火災保険で補償されます。一方で補償されない場合は以下のようになります。

  • 空き巣に窓ガラスを割られた
  • 自然災害で窓ガラスが割れた

このような場合、給付金は大家さんの手元に渡るため、給付金を受け取ることはできません。

窓ガラス被害の火災保険申請方法・流れ

STEP.1
まずは窓ガラスの被害箇所の被害状況の確認をする

まずは安全が確認できた段階で、被害状況の確認からしましょう。

窓ガラスの被害は

  • ひび割れ
  • ガラス自体が割れる

の、どちらかになると思いますが、窓ガラス自体が割れてしまった場合は破片が飛び散ってしまう可能性があります。焦って飛び散った破片を片付けたくなりますが、可能であればスマホなどで写真を撮った後に破片の片付けをしましょう。

※被害の自覚症状がない場合はSTEP2へ(実際リペマにお問い合わせ頂いた多くの方は被害の自覚症状がないお客様です)

STEP.2
火災保険申請サポート業者に連絡をする
火災保険申請サポート業者に連絡をしましょう。

火災保険申請サポート業者は非常に多いため、どの業者がご自身に合うか判断は非常に難しいです。

そのような場合はリペマの一括比較にて、火災保険申請サポート業者の比較をすることをお勧めします。

STEP.3
火災保険申請サポート業者による現地調査と資料作成
火災保険申請サポート業者による被害状況の調査を行います。ここで申請できる箇所をしっかりと調査いたします。窓ガラス被害は

  • うっかり割ってしまった
  • 子供が遊んでいて窓ガラスを割った
  • 外からいきなりボールが飛んできた

など、事前に予測をすることが困難になります。もしも被害にあった際には

  • 日時や天気をメモする
  • 何が原因で割れたのかをメモに残しておく
  • 可能であれば被害箇所の写真を撮る

などをしておくことで、給付金の受け取りまでスムーズに進めることが可能です。

また、調査終了後に見積書の作成など申請に必要な書類の一部を作成致します。

現地調査は大体1時間前後で終了します。

>>これ以降の火災保険の申請方法・流れはこちら

『火災保険で窓ガラス割れは補償される?子供が割ってしまった場合も補償!』に関するまとめ

  • 火災保険で窓ガラスの被害は自然災害が原因の場合のみ補償を受けることができる
  • 賃貸の場合は大家さんのみが火災保険の申請、給付金の受け取りが可能

子供のボール遊びや不意な損害も火災保険が適用される可能性があるので、もしも窓ガラスの被害が発生したら火災保険申請サポートの無料相談にて相談しましょう。

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