火災保険申請で、お金を受け取れるのは分かったけど、『火災保険でお金儲けできる』ってどういうこと?
今回は、思った以上に保険金を受け取り、修理費用を差し引いても儲けが出た時について解説します!
また、火災保険申請の際には火災保険申請サポート業者に依頼をすることによって、手元に給付金が多く残る可能性があります。
- 『火災保険でお金儲けができる』とはどういうことなのか
- 火災保険で儲けが出た場合はどうなるのか?
内容を簡単確認
『火災保険でお金儲けができる』ってどういう事?
『火災保険でお金儲け』の意味合いとしては、
例えば、
- 火災保険は原状回復義務がないため、保険金で修理をしない
- 受け取った保険金よりも修理費用が安くなる
など、さまざまな理由によって「修理費用よりも受け取った保険金が多い状態」のことを指します。このように、保険金が手元に多く残り、結果として『お金儲け』となるケースはありますが、このような場合も特に問題はなく、
- 貯蓄や住宅ローンの返済に使う
- 被害箇所をより良くするため、リフォーム費用の一部にする
など、保険金の使用用途は自由です。火災保険で受け取ったお金は自由に使っていいため私用に使おうが貯蓄に回そうが、被害箇所の修理に使おうが規約上は問題ないので、ご安心ください。
注:火災保険改定に伴い、2023年10月1日以降保険始期の一部火災保険は「原状回復義務」が新設されたものもございます。
火災保険で儲けが出てしまった場合
火災保険で儲けが出てしまった場合
- 税金がかかるのか
- 使い道は限られているのか
- 何か申告をしないといけないのではないか
など、不安になってしまう点もあるかと思いますが、儲けが出てしまった場合でも、
- 税金は基本的にはかからない(法人は法人税がかかる)
- 保険金の使い道は自由
- 保険会社に保険金が余ったことの申告は不要
と、基本的に何もしなくて問題ありません。
火災保険で儲けたり、稼ぐために嘘の報告をするのは犯罪!
火災保険で儲ける・稼ぐために虚偽の内容を申告することは『保険金詐欺』となる可能性があります。例えば
- 儲けるために、経年劣化箇所を自然災害による被害と偽って申請する
- 儲けるために、故意の破壊行為による自損事故で火災保険申請をする
などで虚偽申告をした場合は保険会社から派遣される鑑定人にばれますし、場合によっては保険金詐欺として逮捕される可能性もあります。
『お金儲けがしたい』からといって故意の破壊行為で自損事故を起こしたり、虚偽の内容で申告するのは絶対にやらないようにしましょう。
火災保険でも受けるために無申告で二重請求するのも犯罪!
実際に被害が発生して複数の火災保険会社に申請をしたとします。
このような場合『告知義務』というものを守らなければなりません。
告知義務とはA社とB社に火災保険の申請をしたとして『他の会社にも火災保険の申請をしました』と告知をしなければならない義務を指します。
これを無視した状態で、二重請求することも犯罪になるため、絶対に行わないようにしましょう。
【実例】火災保険の支払い事例
リペマのお客様の中から、一部を抜粋して実際に保険金が下りた事例の一覧を御覧ください。実際に、修理をしているお客様の方が少なく、ほとんどの方が『火災保険で儲かった』状態になります。
火災保険で儲ける?儲けが出た場合はどうなる?質問Q&A)
火災保険で受け取ったお金が、修理費用より高額で儲けが出ても問題ないですか?
はい。問題ございません!火災保険で受け取ったお金の使い道は自由ですし、現状回復義務もありませんので問題はありません。1円でも自己負担額を安く修理できることが、お客様にとって重要ですので、修理をする場合は、火災保険金を受け取った後に、再度相見積もりを取り修理費用を安く抑えることをおすすめします。
意図的に火災保険で稼いでも良いのか?
お客様の立場での回答をさせていただきます。「虚偽申告をしない・嘘をついていない・故意に自損事故を起こさない」など当然の内容を守っていれば問題はございません。そもそも意図的に受け取る保険金額を上下させることは困難ですので、保険会社が認めた金額=適切な金額と判断し、その金額よりも相見積もりなどの努力で修理費用が安く済んだ際に、儲けが出たという状態になると認識しておきましょう。正しい火災保険申請の申請方法・流れはこちらを御覧ください。
『火災保険で儲ける?儲けが出た場合はどうなる?』の関するまとめ
- 火災保険で儲けが出た場合は特に何もする必要はなく好きに使って良い
- 火災保険で儲けるために虚偽内容で申請したり、故意の自損事故を起こすと保険金詐欺になる可能性があるので絶対にやらないようにしよう