火災保険 見積書の書き方から見抜く | 優良調査会社の見極め方(リペマ流)

火災保険申請時の見積書は非常に重要な資料の1つです。

  • 本来見積もりに入れるべき箇所の漏れ
  • 相場から逸脱した単価

など…調査会社によっては、資料の質が大きくことなり、企業の性格が表れます。

リペマでは全国の提携会社から共有頂いている火災保険申請の見積書などから、優良企業の見極め方を独自に判断し、提携の基準にも利用しています。

この記事に書かれていること
  • 保険会社がよくみる見積書の項目
  • 見積書を依頼する際の注意点

火災保険の見積書はとても重要

火災保険の給付金申請において、見積書は大きな役割を担っています。

見積書は、修理にかかる費用や、使用する素材やその量などを記載しており、見積書や被害状況をもとに給付金が決まります。
調査会社によって、単価はもちろん、拾い上げる箇所も差分が出がちです。

本記事では、その見積書のポイントや注意点を解説していきます。

火災保険の申請でよくある書類

火災保険の申請で、よく使う書類は以下の4つになります。

  • 保険金請求書(保険会社さんから届きます)
  • 事故内容報告書(お客様&調査会社で用意)
  • 損害箇所の写真(お客様&調査会社で用意)
  • 修理見積書(お客様&調査会社で用意)

サポート業者が用意してくれる資料と、お客様が用意しないといけない資料があります。
保険金請求書に関しては、法律上の観点から「保険契約者本人による記入・捺印」が必要です。

契約者が高齢など対応が難しい場合

ご契約者が、高齢だったり、海外にいるなど…対応が困難というケースもあります。
この場合は、事前に保険会社に代理で対応を行いたい方(ご家族など)から電話で理由を伝え、代理対応をしてもよいかの許可を事前にもらいましょう。理由が理由なので拒否されることはないと考えられますが、本人への電話での確認などが発生する可能性もあるので、柔軟に対応しましょう!(とにかく、イレギュラーな進め方の場合は事前に保険会社に確認することだけは徹底しましょう)

場合によっては必要になる書類として

  • 委任状
  • 本陣代表者資格証明書
  • 印鑑証明書
  • 罹災証明書
  • 保険金直接支払指図書または証

これらが挙げられます。ここに関しては、別のコラムに詳細が記載されているので、こちらをご覧ください。

>>火災保険の給付金申請時に必要な書類についてはこちら

火災保険申請時に必要な3つの書類の書き方

火災保険の給付金を申請するには

  • 保険金申請書
  • 事故内容報告書
  • 罹災証明書の準備方法(場合による)

これら3つの書類が必要になります。ここでは、その3つの書類の書き方に関して、簡単に解説します。

保険金申請書の記載方法

保険金申請書類は、保険金を請求する本人の住所や電話番号、請求する会社以外との契約状況(複数保険に加入中の状況)、振込先口座など、必要項目を項目通りに記載していきます。先程も記載していますが、基本的に保険契約者本人による対応が必須です。

事故内容報告書の記載方法

事故内容報告書は、損害内容を証明する書類のため、損害内容を証明できる内容にする必要があります。証拠写真などを添えて、損害内容を客観的に見て、証明できる内容にすべきです。内容が証明できない場合、受け取る給付金が減る、または給付金が受け取れない可能性があります。この書類は、調査を行った調査会社が写真などを撮ってくれ、被害日・被害原因などは、お客様の意思・記憶に基づき判断していきます(調査会社に一任するのはNGです)

罹災証明書の準備方法(場合による)

罹災証明書とは、災害による損害内容の程度を証明する書類で、給付金の申請などをする際に必要になることがあります(民間の保険会社ではほとんど必要ありませんが、共済の場合、まれに罹災証明書が必要になります)。
罹災証明書はお住まいの使用村の自治体窓口で申請ができます。申請後、約1週間から3週間程で交付されます。申請の際には

  • 罹災証明書
  • 被害状況確認用写真
  • 印鑑
  • 本人確認証明書

これらの書類等が必要になります。ただし、被災後日時が経過していると発行出来ない恐れがありますので(お住まいの地域の行政HPをご確認ください)、早くに取得しましょう。

火災保険の見積書で保険会社がよく見るポイント

  • 詳細が正確に記載されている
  • 相場通りの見積額で変動リスクも説明されている

火災保険の見積書にも、ポイントがしっかりとあります。良い評価(≒正しく、適切な内容という判断)を受けることで、適切な給付金を受け取れる可能性が高まります。

ここでは、火災保険の見積書の評価されるポイントを解説します。

詳細が正確に記載されている

見積書の内容に関しては

  • 見積額だけではなく、建材単価・数量などの詳細が記載されていること
  • 価格について、「なぜその価格なのか」を根拠に基づいて説明がなされていること
  • 見積書の発行元が信頼できる業者

この3つがポイントになります。

損害内容を定量的に証明するために、見積書を提出しますが、見積額だけではなく、建材単価・数量などの詳細を記載することで、より正確な証明が可能になり適切な給付金を受け取ることができます。また、設定された価格に関しても、「どうしてその価格なのか」をしっかりと根拠を含めて説明できることで、より正確な証明が可能になります(当然、社会通念上の相場であることが前提です。)。

単価や、見積書に含める項目などもブラッシュアップが出来ているかは非常に重要なポイントとなります!

相場通りの見積額で変動リスクも説明されている

見積書に記載された金額にも、ポイントがあります。記載金額が高すぎず低すぎず、しっかりと相場に近い金額が設定されていると良いでしょう。相場から離れていると「この見積もり内容はおかしいのではないか?」と保険会社に疑われることがあり、その場合は適切な給付金を受け取ることができません。ただし、昨今のウッドショック(原材料となる木材など修繕に必要な材料の仕入れ値が上がったり、そもそも手に入らない事)の影響で、数年前の相場とは違っていたり、今後も変動はすると考えられますので、時期に応じた適切な単価のインプットが必要です。

変動リスク
工事内容によって、見積もりが上がったり下がったりすること。

見積書の発行元が信頼できる業者

リフォーム業者には、真っ当な業者だけではなく、給付金を利用して不当な利益を受け取ろうとする業者も存在します。見積書を業者にお願いする場合は、依頼先業者のことをしっかりと調べてから、依頼するようにしましょう。

火災保険の見積書に関する注意点

  • 格安業者に頼まない
  • 自然災害による損害箇所以外は申請しない

火災保険の申請には評価されるポイントがあることは、理解していただけたと思いますが、火災保険の見積書には注意しなければならないポイントがいくつかあります。ここでは、その注意点に関して解説していきます。

格安業者に頼まない

ついつい値段の安い格安業者を見てしまいます。格安業者は「安い建材を必要最低限の量のみ使用する」方法で、費用を抑えようとします。建材価格が低くなると、見積書に記載された金額も少なくなってしまい、「見積もり金額が少ないから、被害は少ない」と保険会社に判断され、そうなると受け取る給付金も少なくなってしまう可能性もあると考えられます。そもそも原状回復が前提なので、修繕する場合はしっかりと安心できる業者に修繕は依頼しましょう。

自然災害の損害箇所以外は申請しない

自然災害による被害が生じている箇所以外を申請すると、保険会社からの印象・評価が低くなるのは当然ですが、場合によっては(明らかに故意など…悪質と判断された場合)保険金詐欺としてトラブルになるケースもありますので、ご注意下さい。

確かに、あれもこれもと…気になる箇所は申請したくなる気持ちも分かりますが、保険のルールがしっかりと制定されているので、ルールは守りましょう!

火災保険の見積書に関するまとめ

  • 見積もりは信頼ができて、内容について説明してくれる会社に依頼をする
  • 見積もりを取る際は、自然災害の損害箇所のみを申請する

火災保険の見積書は、詳細まで記載されていること、相場通りの値段設定、信頼できる業者に依頼することがポイントです。

また見積書は、格安業者への依頼は極力避けて、自然災害の損害箇所以外は申請しないこと。

これらに注意して、火災保険の見積書を準備しましょう。

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