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【給排水設備の事故】火災保険で補償される?

火災保険申請給排水設備

給排水設備の被害は火災保険で補償されるケースとされないケースがあります。

本記事にて、給排水設備の被害が火災保険で補償されるケースとされないケース、補償を受けるための条件をまとめます。

そもそも給排水設備には何が含まれるのか…そこから把握していきましょう!

この記事に書かれていること
  • 給排水設備が火災保険で補償されたケース
  • 給排水設備が火災保険で補償されなかったケース
  • 給排水設備が火災保険で補償される条件

給排水設備の被害は火災保険で補償される場合とされない場合がある

給排水設備の破裂や破損などがあった場合、様々な被害が発生しますが、給排水設備の破損や破裂による被害は、火災保険で補償されるものとされないものに分かれています。

また、火災保険で給排水設備の被害が補償されるには満たしていなければならない条件があります。

給排水設備とは?

そもそも給排水設備とは

  • 水道管
  • 排水管
  • 給水タンク
  • ガス湯沸器
  • 雨樋
  • セントラルヒーティング(温水器、ボイラー、スチーム管)
  • 浄化槽
  • スプリンクラー
  • スノーダクト

などのことを、給排水設備といいます。

また、流し台や浴槽、洗濯機などは、本体に繋がっている排水部分に関しては、給排水設備に含まれますが、本体そのものは、給排水設備には該当しませんが、流し台などの破損による水濡れ被害は水濡れ補償に加入していれば火災保険で補償されます(本体の修理代が補償されることはないので、要注意です)。

給排水設備が火災保険で補償される条件

給排水設備の事故による被害が火災保険で補償されるのは、給排水設備の故障によって発生した『水濡れ被害(みずぬれ)』のみとなっています。

そのため、水濡れ被害の補償を受けるには、火災保険の『水濡れ補償』に加入している必要があります。

給排水設備の被害が火災保険で補償される例

まずは、起きる可能性のある給排水被害と、補償対象別に補償されるかされないかを確認しましょう。

横にスライドして確認できます→→→

想定される被害例 補償対象が建物のみ 補償対象が家財のみ 補償対象が建物/家財両方
①トイレ、お風呂の排水管が詰まって水が溢れ壁や床が浮いてしまった
②老朽化によって水道管に亀裂が生じて水が漏れてシミができた
③天井裏の水道管が破損して天井に大きな被害が発生した
④排水管が破裂して部屋が水浸しになり家具や家電が壊れた
⑤バケツの水をひっくり返して水が溢れてしまった
⑥お風呂にお湯をためていたが止め忘れて溢れてしまった

給排水設備の事故による被害が火災保険で補償されるのは、給排水設備の故障により発生した水漏れによる被害です。

給排水設備の水漏れによる被害は『水濡れ補償』にて補償されます。具体的には

  • 天井裏の排水管で水漏れが発生して、天井に大きな被害が発生した
  • ボイラーで水漏れが発生し、クロスが剥がれてしまった

などが挙げられますが、水漏れによって発生した『天井』や『クロス』への被害は、火災保険の水濡れ補償にて補償されます。

また、天井やクロス以外にも水濡れによる被害であれば、火災保険で補償されるケースがほとんどです。

給排水設備の被害が火災保険で補償されない例

給排水設備の故障自体は火災保険では補償されません。つまり、給排水設備自体の故障を直す費用は実費ということになります。

簡単にまとめると、

  • 給排水設備自体の修繕費用は補償されない
  • 給排水設備の水漏れによって発生した水漏れ被害は補償される

という線引きになります。

火災保険の水濡れ補償が受けられる箇所一覧

給排水設備の水漏れ被害は、重荷はいかんわまりで被害が発生しやすいです。

配管周りで水漏れが発生して、そこから家庭内の天井やクロス、壁紙などに水濡れ被害が発生するケースがほとんどになります。

以下に給排水周りで水漏れ被害が発生しやすい箇所を紹介します。具体的には以下の項目になります。

  • 水道管
  • 排水管
  • 給水タンク
  • ガス湯沸器
  • 雨樋
  • セントラルヒーティング(温水器、ボイラー、スチーム管)
  • 浄化槽
  • スプリンクラー
  • スノーダクト

1つ1つ紹介していきます。

水道管

水道管は給排水設備の中でも水道管の凍結による水濡れ被害などが頻繁に発生する箇所になります。

水道管が原因の水濡れ被害は頻繁に発生するため、注意が必要です。

>>火災保険の水道管の補償に関する詳細はこちら

排水管

排水管も、水道管同様凍結が発生しやすい箇所になります。

また、天井の排水管が水漏れして、天井やクロスに水濡れ被害が発生するケースも非常に多いです。

給水タンク

給水タンクも、水濡れ被害が起きやすい箇所となっています。

  • 給水タンクに繋がっているホースからの水漏れ
  • トイレの給水タンクからの水漏れ

など、水漏れしやすい箇所となっています。

ガス湯沸器

ガス湯沸かし器もケーブルなどから水漏れが発生しやすくなっています。

こちらも放っておくと、水濡れ被害につながる可能性があるため、注意が必要です。

※給湯器とは別物です。

雨樋

雨樋は外に露出しているため、水漏れ被害は非常に発生しやすいです。

雨樋の場合は、排水の流れが悪くなって水漏れが発生したり、様々な自然災害によって故障し、水漏れ被害が発生します。

自然災害発生後は、必ず被害がないか確認することをお勧めします。

>>火災保険の雨樋に関する詳細はこちら

セントラルヒーティング(温水器、ボイラー、スチーム管)

セントラルヒーティングも、水漏れ被害が発生しやす位箇です。

セントラルヒーティングはつなぎ目のバルブから水漏れ被害が発生しやすくなっています。

こちらは放置していると、床や家財への二次被害につながる恐れがあります。

浄化槽

浄化槽も、知らないうちに水漏れが発生していることがあります。

浄化槽の水漏れは、その周辺に甚大な被害を及ぼす恐れがあります。

自然災害などが発生した際には、被害がないか確認することをお勧めします。

>>火災保険の浄化槽の補償に関する詳細はこちら

スプリンクラー

スプリンクラーも水漏れが発生しやすい箇所です。

  • スプリンクラー自体からの水漏れ
  • スプリンクラーの配管からの水漏れ

など、スプリンクラーも水漏れが発生します。スプリンクラーの水漏れも、故障に繋がる可能性があります。

こちらも放置しておくと、いざと言うときに大きな影響を及ぼす恐れがあります。

スノーダクト

スノーダクトは、雪国に多く設置されてますが、こちらも水漏れ被害が発生する箇所となっています。

こちらも排水がうまくされずに、家内へ水漏れなどが発生します。

>>火災保険のスノーダクトの補償に関する詳細はこちら

給排水設備の火災保険申請方法・流れ

STEP.1
まずは玄関タイルの被害状況の確認をする

一番最初に被害状況の確認からしましょう。

給排水設備の水漏れは、知らぬ間に被害が発生してることが多いです。

  • 天井に水によるシミのようなものが出てきた
  • クロスにシミが出てきた

など、水濡れが発生して気づくことが多いです。被害に気づいた際には

  • 被害箇所の写真
  • 被害発生日時と原因(特定が可能な場合のみ)

これら2つはメモに残しておくことをお勧めします。給付金の受け取りまでスムーズに進めることができるでしょう。

※被害の自覚症状がない場合はSTEP2へ(実際リペマにお問い合わせ頂いた9割以上は被害の自覚症状がないお客様です)

STEP.2
火災保険申請サポート業者に連絡をする

火災保険申請サポート業者に連絡をしましょう。

火災保険申請サポート業者は非常の多いため、どの業者がご自身に合うか判断は非常に難しいです。

そのような場合はリペマの一括比較にて、火災保険申請サポート業者の比較をすることをお勧めします。

STEP.3
火災保険申請サポート業者による現地調査と資料作成

火災保険申請サポート業者による被害状況の調査を行います。ここで申請できる箇所をしっかりと調査いたします。タイル被害は、ご自身で原因の特定が困難な場合や補償されるかされないかの判断をつけるのが難しい場合があります。

火災保険申請サポートの無料調査を利用することによって、ご自宅の水濡れ被害の原因特定や火災保険にて補償を受けられるか判断いたします。

申請可能となった場合、調査終了後に見積書の作成など申請に必要な書類の一部を作成致します。

>>これ以降の火災保険の申請方法・流れはこちら

まとめ|給排水設備の水漏れ被害のみ、火災保険で補償される!

火災保険で給排水設備からの水漏れによる、水濡れ被害が発生した際に、水濡れ被害は火災保険で補償されますが、給排水設備自体の修理は補償されません。

また、水濡れ補償に加入していない場合は、水濡れ補償を受けることはできないので、注意が必要になります。

ご自宅の給排水設備が、火災保険申請できるかわからない場合は下の『無料調査はこちら』よりいつでもお問い合わせください!スタッフが丁寧に対応させていただきます!

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