火災保険でリフォーム・修理(修繕)はできる!

火災保険は補償対象の広い万能な保険です。日本では8割以上の方が加入している火災保険ですが、ほとんどの方が有効活用出来ていない状況です。
火災保険をうまく活用すると、建物を修理・修繕、リフォームまで行うことができます。

この記事に書かれていること
  1. 火災保険でなぜリフォーム、修理、修繕はできるのか
  2. 火災保険で補償可能な災害について
  3. 火災保険でリフォームできる箇所とできない箇所

火災保険の流れを知りたい方はこちら▼

火災保険の給付金請求(申請)の流れについて 火災保険の給付金請求(申請)の流れについて

火災保険でリフォーム・修理(修繕)できる

火災保険でおりた保険金を活用し、リフォームや修理、修繕を行うことができます。
火災保険は、自然災害や予期せぬ損害を被り、建物が破損、欠損してしまった時に使える保険です。火災保険の申請が承認されると保険金がおりるので、保険金を使いリフォームしたい箇所、修理したい箇所に使いましょう。

火災保険の保険金
保険金の使い方は自由です。建物のリフォーム、修理・修繕工事に使っても、旅行に使っても、貯金しても大丈夫です。

保険金は「被害を受けた箇所」に対して支払われますが、必ずしも被害箇所の修理しなくても良いのです。直す必要がない場合は、違う箇所のリフォーム代として使っても大丈夫です。

リフォームと修理(修繕)の違い

リフォームと修理(修繕)工事は、意味が異なります。下記が簡単な違いの説明です。

  • リフォーム:建物を改善する工事
  • 修理(修繕):建物を元の状態に戻す工事

詳細に説明していきます。

リフォームとは

デザイン性や利便性を高める改善工事を指します。内装の壁紙を張り替えたり、水回り箇所を一新させたりと、内装、外装、設備やデザインを向上させる工事です。

修理(修繕/補修)とは

復元、補修という意味で、「損傷を受けている箇所や壊れた箇所を、現状回復する工事」です。悪い状態から元の状態に戻すことを指します。

火災保険で補償可能な災害

火災保険は、火災以外の自然災害だけでなく、家財の破損まで補償される非常に優れた保険です。
よくある災害や被害は下記になります。

  • 火災
  • 落雷
  • 風災・雹災・雪災
  • 水災・水漏れ
  • 盗難
  • 飛来物、衝突物

よくある台風や暴風などの自然災害による被害、損傷は補償対象になります。他にも、車が外壁にぶつかってきた、子供がテレビを壊した、という場合にも、契約内容によっては補償されます。

火災保険の補償対象
火災保険の補償対象は、主に建物家財に分かれています。もちろん契約によって補償対象箇所は変わるので、自身の契約状況をしっかりと把握しましょう。

火災保険でリフォームできる場合とできない場合

火災保険でも保険がおりない被害もあります。
保険がおりてリフォームまでできる場合とそうでない場合を説明します。

火災保険でリフォームできる場合

台風や暴風による自然災害は基本的に保険金がおります
屋根や瓦の破損、浮き、積雪による雨樋の歪みや破損、カーポートの破損や雨漏り、外壁の破損などが、被害として多いです。
上記のような被害箇所を、修繕工事やリフォームする方は多いです。

火災保険を使った屋根修理、リフォームは多い

火災保険で保険金がよくおりるのは屋根です。
雨や風、飛来物など、自然災害の影響を一番大きく受けるからです。家や建物を守るための屋根は、比較的被害が多く保険金がよくおりる箇所になります。
「火災保険を使って屋根を無料で修理しましょう!」と営業をしてくる業者が多いのは、保険金がおりやすいのが理由です。

火災保険でリフォームできない場合

火災保険でも、「経年劣化による被害」や「修繕工事後、手抜きが原因で被害が再発してしまった場合」、「意図的、故意的な被害」は保険適用外になります。
悪徳業者と契約してしまうと、保険がおりずリフォーム出来なくなる可能性もあります。

悪徳業者によくあるトラブル
  1. 保険金を多くもらうためわざと壊す
  2. 修繕工事を行うが、手抜きのため被害が再発する
  3. 明らかに経年劣化の箇所を、自然災害として申請する

保険会社は上記のような悪質な行為をすぐに見抜きます。トラブルに巻き込まれないように、業者選びはちゃんと行いましょう。

火災保険を使ったリフォームでよくあるトラブル

実際に被害に合わないと火災保険を申請する機会がないので、申請について詳しい人は少ないです。
火災保険を完全に理解していない方に対して、悪徳業者は正しい説明をせず契約を迫り、トラブルに発展するケースが多いです。

火災保険でリフォームできる!という営業は注意

自己負担なしの0円リフォームができる、と言われ契約したが、予想以上に保険金がおりず、ほとんど自己負担で支払った、という事例もあります。
また、保険金がおりる前にリフォーム契約を迫る業者も多いです。万が一保険金がおりないと、リフォーム代を自己負担しないといけなかったり、高額な違約金が発生する可能性もあります。

火災保険申請を適用したリフォームでよくある質問

火災保険のリフォームでよくある質問をまとめました。

火災保険申請後にリフォームしたらどうなる?

問題ありません。火災保険は火災以外に、台風や風災などの自然災害による被害で保険金がおり、保険金の使用用途は自由です。
保険金で、被害箇所以外をリフォームしてもいいですし、被害箇所の修繕に当てても大丈夫です。

保険金がおりた後にリフォーム・修理しない場合どうなる?

問題ありません。保険金の使用用途は自由なので、修繕義務もなく、修理・リフォームしなくても問題ありません。
ただし、保険金がおりた後、申請した被害箇所を修理せずに、再度同じ被害箇所を申請することはできません。

火災保険は、修理後、リフォーム後でも請求できる?

3年以外の被害であれば、請求できます。修理前の被害状況、被害箇所がわかる写真があれば、証拠として、過去に遡って保険金を申請することができます。
もちろんですが、3年以内の被害に限りますが、被害を受けた証拠、その被害を直すために実際に払った見積書や領収書があれば、申請をすることができます。

まとめ

この記事のまとめ
  • 火災保険の対象範囲は広く、自然災害だけではない
  • 火災保険の保険金を使って、リフォームもできる
  • 火災保険を有効活用しましょう